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2009-09-21

BB弾についてのメモ

前々回前回に引き続き、個人的覚え書きというか、リンク集というか。

BB弾について語るスレ2 >>3サバイバルゲーム@2ch掲示板

このレスの内容は、現行製品のラインナップを反映し切れていないのでは? という疑問があるような気もします。

  • 0.2g、0.25gセミバイオ弾は9社から販売されている。
    • トイテック(KSC、マルゼンにOEM供給):精度は普通、やや径が小さい
    • マルシン(SⅡS、ウエスタンアームズにOEM供給):精度はよい、やや径が大きい
    • 東京マルイ:精度はやや悪い
    • デジコン:精度は悪い
    • EXCEL:精度はやや悪い
  • トイテックとSⅡSを比べて、銃と相性のよいものを選ぶとよい。

BB弾調査ようこそ、ガンスミスエンジニアへ!

  • EXCEL BB弾0.2g:精度が悪く、仕上げもあまりよくない。
  • EXCEL BB弾0.25g:精度は悪い。
  • EXCEL バイオBB弾0.2g:径が小さくつるつるしていてホップアップがかかりにくい。弾詰まりしにくい点を除けば他社のバイオBB弾のほうがよい。軟らかく、硬いものを撃つと砕けやすい。
  • EXCEL バイオBB弾0.25g:精度は普通~よい。バリが残っていることがある。
  • G&G バイオBB弾0.28g:ホップアップのかかりは弱い。ロットによって品質のばらつきがある。はずれロットでも選別すれば良好な精度を得られる。
  • KSC グランドチャンピオンBB弾0.29g:精度は高い。
  • MADBULL Precision BB 0.3g:寸法精度が悪く、気泡も多い。
  • 東京マルイ 純正BB弾0.2g:ホップアップのかかりは弱い。寸法精度はやや悪いが、弾詰まりを起こしにくい。
  • SⅡS 超精密パーフェクトBB弾0.28g:精度は良好だが、表面のワックスがバレルに付着してだんだんグルーピングが広がってくる。このワックスは時間がたつと固まって落とすのが困難になる。
  • SⅡS エコロジーBB弾0.2g:ホップアップのかかりはやや弱い。精度が高い。
  • SⅡS ハイ・プレシジョンBB弾0.2g:ホップアップのかかりは強いが、給弾不良を起こすことも。精度も高い。ハイ・プレシジョンBB弾は通称「赤袋」。
  • SⅡS ハイ・プレシジョンBB弾0.23g:精度が高い。
  • SⅡS ハイ・プレシジョンBB弾0.25g:ホップアップのかかりは強く、精度も高い。
  • SⅡS ハイ・プレシジョンBB弾0.33g:精度は悪くないが、軟らかく表面のワックスが多い。
  • SⅡS 電動ガン対応BB弾0.2g:ホップアップのかかりは強い。重量がややばらつくが、精度も高い。
  • SⅡS 電動ガン対応BB弾0.25g:ワックスが多く軟らかい。ガスブローバックなどで使うと削れてしまう。
  • SⅡS 電動ガン対応エコ素材使用BB弾0.25g:ホップアップのかかりは普通。精度は高い。まぎらわしい名前だが硫酸バリウム主体のセミバイオBB弾。通称「青袋」
  • ウエスタンアームズ マグナBB弾0.22g:精度が高く気泡もないが、バリが残っている。
  • 蔵前工房舎 オリジナル競技用特選BB弾0.28g:2ndロットでは、大きな気泡が偏った位置に入っている。
  • デジコン STRAIGHT BB弾0.2g:パーティングラインやバリがある。精度も悪いが、実射では意外と悪くない。
  • トイテック BB弾0.2g:精度は普通でバリがある。割れやすい。
  • トイテック BB弾0.25g:精度は高めだがバリがある。0.2gよりは割れにくい。
  • 東京マルイ 電動ガン対応BB弾0.2g:気泡の偏りがある。
  • 東京マルイ 電動ガン対応BB弾0.25g:精度が悪い。
  • 東京マルイ 生分解BB弾0.2g:ワックスが多くホップアップが安定しない。軟らかく傷がつきやすい。
  • マルシン MAXI BB弾0.2g:精度は高い。気泡が偏っているものがある。
  • マルシン MAXI BB弾0.25g:精度は高い。ホップアップがやや浮き上がり気味になる。
  • マルシン MAXI BB弾0.3g:ワックスのむらや傷、バリなどが目立つ。軟らかく削れやすい。
  • マルゼン APSスーパーグランドマスターBB弾0.29g:精度は高い。ただし非常に高価。

MAGIのAPS研究室:BB弾

  • KSC グランドチャンピオンBB弾0.29g:直径5.98~6.00mmが約9割を占める。
  • SⅡS 超精密パーフェクトBB弾0.28g:軟らかく傷がつきやすい。大半が5.96~5.98mm。
  • 蔵前工房舎 オリジナル競技用特選BB弾0.28g:スーパーグランドマスターよりも初速は低くなる。初速の安定度は高い。8割近くが直径5.96~5.98mm。
  • マックジャパン クリーンヒッターBB弾0.25g:スーパーグランドマスターよりも初速が高く、弾道変化が大きくなる。直径で選別した場合、初速のばらつきがやや大きい。9割以上が直径5.96~5.98mm。
  • マルシン MAXI BB弾0.2g:直径5.96~5.98mmが大半。
  • マルシン MAXI BB弾0.25g:9割以上が直径5.96~5.98mm。
  • マルシン MAXI BB弾0.3g:近距離の実射では0.2g、0.25gとの差が小さい。大半が直径5.96~5.98mm。
  • マルゼン APSスーパーグランドマスターBB弾0.29g:精度は高い。経時変化でわずかに収縮する。約6割は直径5.96~5.98mmで、約4割が直径5.98~6.00mm。

自分用特記事項

  • カタログスペックや価格を考えると、マルシンMAXI 0.25g=ウエスタンアームズHI-SPEC 0.25g。でもSⅡSの現行製品にはこれに相当するものがないような気がする。
  • トイテック0.2g/0.25g=KSCパーフェクト0.2g/0.25g=マルゼンニューアキュラシー0.2g/0.25gなのかな。
  • 我が家のBUREAU MODELさんはWA HI-SPECが合っている感じなので、比較的入手製のよいマルシンMAXIを選択するのがよいと判断。

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2009-09-20

トイガン用パワーソースのガスについてのメモ

前回に引き続き、個人的覚え書きというか、ガスの物性についてのリンク集というか。

HFC134a(1,1,1,2-テトラフルオロエタン)

現在の主流パワーソースです。

日本フルオロカーボン協会が作成したMSDS(化学物質等安全データシート)によると、非腐食性、非引火性の液化ガスで、吸入毒性はきわめて低いとされています。一方、温暖化係数は1,300(IPCC第4次報告では1,430)と非常に大きな値であることから、エアダスター等では温暖化係数が約1/10のHFC152aを使用する製品が多くなっています(HFC152aについては後述します) 。アクリル樹脂やウレタンゴム、フッ素ゴムへの影響が大きくなっています。

沸点 -26.18℃
融点 -101℃
蒸気圧 0.666MPa(MSDS、25℃)、630kPa(ICSC、25℃)、0.48MPa(大洋液化ガス、20℃)、0.78MPa(大洋液化ガス、35℃)
温暖化係数 1,300(IPCC SAR)、1,430(IPCC第4次)

HFC152a(1,1-ジフルオロエタン)

前述のとおり、エアダスターではメジャーとなっています。トイガン用としても使われていますが、こちらはHFC134aやCO2を混合することで特性をHFC134aに近くした製品が主流のようです。

MSDSでは非腐食性、可燃性の液化ガスで、吸入毒性はきわめて低いとされています。空気よりも重いことから、空気中に放出した場合、混合気は地表や床を這うように動きます。アクリル樹脂やABS樹脂、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムへの影響が大きくなっています。

J-Armory製のガスガンにはエアダスターのHFC152aを使えるようにするアダプターが付属しています。

沸点 -24.95℃
融点 -117℃
蒸気圧 0.596MPa(ICSC、25℃)、0.41MPa(大洋液化ガス、20℃)、0.70MPa(大洋液化ガス、35℃)
温暖化係数 140(IPCC SAR)、124(IPCC第4次)

R22(クロロジフルオロメタン、HCFC22)

昔のトイガンで主流だったガスです。

MSDSでは非腐食性、非引火性の液化ガスで、吸入毒性はきわめて低いとされています。発火性はあり、632℃で発火します。温暖化係数はHFC134aを上回るほか、オゾン層破壊物質として規制の対象になっています。プラスチックへの影響は小さいですが、比較的多くの種類のゴムに対して影響を与えます。

沸点 -40.75℃
融点 -160℃(MSDS)、-146℃(ICSC)
蒸気圧 1.044MPa(MSDS、25℃)、908kPa(ICSC、20℃)
温暖化係数 1,500(IPCC SAR)、1,810(IPCC第4次)

CO2(二酸化炭素、炭酸ガス)

トイガン用としては単体で使われることは少ないガスですが、前述のとおりHFC152aと混合するなどした製品があります。

不燃性のガスです。温暖化係数は二酸化炭素を1として算出されています。

沸点 -79℃(昇華)
融点
蒸気圧 5720kPa(20℃)
温暖化係数 1

プロパン

これもトイガン用として使われることは少ないようですが、ヘアスプレーや殺虫剤などでは一般的です。液化石油ガス(LPG)の主成分ですね。

引火性がきわめて高く、爆発する危険もあります。

沸点 -42℃
融点 -189.7℃
蒸気圧 840kPa(ICSC、20℃)、0.75MPa(大洋液化ガス、20℃)、1.13MPa(大洋液化ガス、35℃)
温暖化係数 3.3

ジメチルエーテル(DME)

最近エアダスター用として使われるようになってきました。低環境負荷であることから、燃料用途としても注目されています。

引火性が極めて高く、爆発する危険もあります。

沸点 -24.8℃
融点 -138.5℃(安全衛生情報センター)、-141.5℃(三菱ガス化学)
蒸気圧 593kPa(安全衛生情報センター、25℃)、0.41MPa(三菱ガス化学、20℃)、0.69MPa(大洋液化ガス、35℃)
温暖化係数 0.2

ヨウ化トリフルオロメタン(CF3I)

温暖化係数の低いガスとして、エッチングや消火剤としての普及が期待されている物質です。エアダスター等の噴射剤としての利用についても研究が行われていますが、高濃度で心臓への影響や遺伝毒性が疑われていることから、事業用途向けに限定することが望ましいとされています。

不燃性で、化学的にも安定です。

沸点 -22.5℃
融点 -110℃
蒸気圧 0.427MPa(20℃)
温暖化係数 0.4

ここまでまとめたところで

大洋液化ガスのホームページに一覧があるのを発見してしまいました。でもヨウ化トリフルオロメタンはないからがんばった意味はあったと思いたいです。

蒸気圧曲線を見ると、プロパンとR22が比較的近く(プロパンがやや低い)、HFC152aとジメチルエーテルはトイガン用として使用されることの多い温度範囲ではほぼ同等のようですね。

将来的には温暖化係数の高いHFC134aやHFC152aは使えなくなると考えられますが、トイガン用として代替になりそうなものというと、可燃性のジメチルエーテルか毒性に若干の懸念があるヨウ化トリフルオロメタンか、それとも他にもっとよいガスがあるのでしょうか。

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2009-09-16

ヘビーウェイト樹脂についてのメモ

メモというか、個人的覚え書きというか、高比重プラスチック関係のリンク集というか。

PA(ポリアミド。ナイロン)ベースのものが多いですが、PP(ポリプロピレン)やABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、PC(ポリカーボネート)とABSのポリマーアロイ、PPS(ポリフェニレンサルファイド)もあるようです。添加する金属(フィラー)としては、比較的安価で比重が小さめの製品では鉄やステンレスが、比重の大きいものでは高価なタングステンが使われ、中間程度の製品では銅や銅とタングステンを混合したものがあります。硫酸バリウムをフィラーとして食品衛生法をクリアし、食器用に使えるというものも。

もともとタングステンを使った比重の大きいものがあって、需要が乏しいのでフィラーの種類などを増やしていったということのようです。

もうちょっと調べてみたところ、2005年ごろにはカネボウ合繊の製品がトイガン用として使用された実績があるようです。皆さんご承知のとおり、カネボウブランドは化粧品部門だけ残って花王のものになってしまったのですが、カネボウ合繊の高比重樹脂って結局どこが引き取ったのでしょうか。【電撃登場】WA総合スレ121【M4A1】を見ると三菱になったと書いてあり、カネボウ合繊の事業を譲り受けた会社の中には三菱化学もあるのですが、系列各社の現行製品には高比重樹脂が見当たらないのです。上のリンクにある三菱マテリアルシーエムアイはもともと金属系なのでここが引き取ったというわけでもなさそうですが、どうなんでしょうか。

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