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2010-12-24

King Arms TROY M7A1ガスブローバック(その1)

その0に続き、我が家に新規配備されたKing Arms Troy M7A1 2009 Gas Blowback。まずは外観から。到着したその日にマガジンがガス漏れしまくってしまい返送したので、見た目くらいしか書くことがない。ちなみに、先ほど「代理店経由でメーカー送りにしたからもうすぐ新しいの届くYO!」との連絡が。香港に送って、良品も香港から送り返してもらうとわかってるんなら先に教えてほしかったなあ。すぐ届かないならさっさともう1本マガジンを買うとか、いろいろできることがあったのに……。というか、販売したショップでは無理でも代理店のUFCは初期不良に対応できるくらい余分に在庫を抱えてください。

King Arms TROY M7A1 GBB外箱立派な外箱。渋谷のほうの少量試作の会社も見習ったほうがいいな。日本向けに出荷された製品なので、メーカーで初速を測定した結果が貼られている。0.2gのBB弾で82.00~83.00m/s(0.66~0.69J)。側面には輸入したUFCによる初速測定のデータも。困ったことに、上面のラベルに書かれている初速と全然違って、94.0m/s(0.88J)。ちなみに、トリガーガードに下がっているタグにも初速データがあって、これが106~110m/s(1.12~1.21J)と、さらに違う数字。

King Arms TROY M7A1 GBB取扱説明書立派な取扱説明書。箱の内側と合わせてしつこく “For Japanese Market: Power under 0.98 Joules.” のスタンプ。外箱と取扱説明書には120番台のシリアルナンバーが表示されている。

King Arms TROY M7A1 GBB梱包立派な梱包材。香港のメーカー製とは思えない。飛脚が派手に放り投げても安心。MD-11Fが派手にひっくり返ったりするとさすがにアウト。FedExは成田空港にひどいことをしたよね。

King Arms TROY M7A1 GBBタグ問題のタグ。99m/sで0.98Jを超えるんだけど、大丈夫なのか? イクサボウズ戦記:King Arms Troy M7A1〜機構レビュー(2)に掲載されている実測値が、外箱側面のUFCによる数字に近いので、たぶん大丈夫だと思います。その0でも書いたシリアルナンバー、外箱の初速ラベルや取扱説明書と違ってタグの表記は210番台。

King Arms TROY M7A1 GBBレシーバー左側レシーバー左側。Smith & Wesson M&P15刻印。セレクターがなぜかSAFE/FIRE/AUTO。イメージ検索でヒットするのは民間仕様のセミオートオンリーばかりで、実銃もそうなのかよくわからない。アッパーレシーバーの刻印は、本物のMUR-1と比べると文字の間隔が広くて少々不自然。G&P WOC M7A1のほうが実物に近い。

King Arms TROY M7A1 GBB右側TROY刻印レシーバー右側にはTROYのロゴ。M7A1にはロアレシーバーは含まれず、ノーマルのS&W M&P15では大きくM&Pのロゴが入っている位置なので、リアルじゃないかも。

King Arms TROY M7A1 GBBボルトフォワードアシスト/リアサイトVLTORっぽさが一番よく出ているボルトフォワードアシスト回り。リアサイトの刻印には、実物のBattleSightとは違ってTROY INDUSTRIES, INC. の文字はなし。本物とは違う位置にウィンデージのアジャスト位置を示す目盛りがあるけれど、これは本物にはない12/24追記:本物は折りたたんだ時に隠れる後ろ側に目盛りがついているので、本物にないというのは間違いで、ついている位置が違う。

King Arms TROY M7A1 GBBフラッシュハイダー/フロントサイトNOVESKE KX3タイプのフラッシュハイダーとフロントサイト。フラッシュハイダーは無刻印。KX3レプリカFlash Suppressor (14mm -) KA-FH-08-Aには刻印があるので、King Arms M7A1 GBB - 半身不随の趣味生活で指摘されている「異教徒をバカにしたイラスト」を気にしたというわけではなさそう。長物ガスブローバックで主流の正ねじ(clock wise)ではなく、電動ガンで主流の逆ねじ(anti clock wise)なので注意。フロントサイトにもTROY INDUSTRIES, INC. の刻印はなく、エレベーション調整もBattleSight Adjustment Toolに対応したつくりになっていない。パーツナンバーの末尾が実物の “-5” ではなく “-2” なのは単なる間違いだろうか。刻印がよりリアルなG&P Troy Style BUIS Set (A) GP898でも末尾が “-2” なので、刻印用のデータを別に用意するのが面倒で使いまわしということ?

King Arms TROY M7A1 GBBレイルレイルの刻印はきっちり。ちなみに、M7A1で使われているものはTroy BattleRail MRF-C 7"と微妙に違い、レイルガイドナンバーR31/L31ではなくR32/L32相当の位置にスリングスイベル用のホールがあるほか、マズル側の切欠きがなく放熱用の丸穴が一つ多くなっている。

King Arms TROY M7A1 GBBフォアグリップフォアグリップのキャップを外すと微妙に傷が。ショートショットじゃねーか成形屋はまじめにやれ。このVertical Fore Grip Shorty KA-TG-18-BKは、本物のTangoDown Stubby Vertical Gripと形状の違いが大きいのと、やはりModular Combat GripのほうがTROYっぽい。問題はレプリカの見た目と値段で、King ArmsのModular Combat Gripはチェッカリング部分の盛り上がりがごつすぎて違うし、G&P Metal Foregrip (L) GP930B は逆に盛り上がりが足りない印象。しかもレプリカもアルミ製なので高価にもかかわらず、アメリカの実銃用アクセサリ通販サイトではプラス10ドルくらいで本物が売られていたりする。G&Pの製品にはModular Combat Grip Thumb Screwと同等のスクリューがついているとはいえ、気分的に微妙。予算の都合や好みでTangoDownのレプリカをつける場合は、G&P Stubby Raider Foregripが実物に近い。実物のM7A1 Upgrade KitにもTangoDownのフォアグリップを採用したバージョンがあるのでリアリティも大丈夫。

残る外観の課題、レイルカバー。Upgrade KitにはRail Cover Full-Lengthが2枚付属するので、レプリカのDYTAC Battle Rail Cover Black DY-AC13-BKがお手軽だけど、アメリカでは本物がお手軽価格というのは悲しい。

OEM M4 BattleSling Mountのレプリカとしては、King Armsにはその名もM7A1 Sling Mount KA-SLA-17というモデルがあるのに、これは電動ガン用でNG。High Grade Sling Adapter KA-SLA-18は、工具なしで取り付けられる利点があるものの(2011/01/09追記:M7A1 GBBではわずかに寸法が合わないので素直にストックパイプを外したほうが簡単)、本物のUpgrade Kitには使われていないProfessional Grade Rifle Receiver Sling Adapterのレプリカなのが難点。M4系のガスブローバックを維持するには工具類を一通り揃えたほうが安心なので、工具不要もメリットにはなりにくい。入手しやすいのはOEM M4 BattleSling MountレプリカのG&P WA Extended Stock Dual Sling Mount WP105

BattleSling One-Pointは、ショルダーパッドのロゴが目立つので万難を排して本物を入手する。M7 Storm Rifle Case、欲しいとは思うけど高い。このケースはEOTechのホロサイトを取り付けた状態で収まるようになっているのも困る。ホロサイトのレプリカは実用性に難があるし、正規に輸入された本物はとてもじゃないが買えないし。リアリティ追求の道のりは遠い。

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2010-12-14

King Arms TROY M7A1ガスブローバック(その0)

この子を買ったわけです。

で、当ブログのトイガン関連ではお約束の個人的メモというかリンク集。

まずはイクサボウズ戦記から。

私が購入したものはシリアルナンバーがもっと若かった。なぜか外箱、取扱説明書は120番台なのに、トリガーガードに下がっていたタグは210番台と揃っていませんでした。レイルが微妙にねじれているというのは、言われてみると確かに微妙に。タグと外箱の初速が全然違うのはいっしょで、うちには初速計がないので実測はできないものの、外箱の数字に収まっているようには見えないのも同じ。

次、古美根屋万年堂

Spiritでは、硬いベアリングの付いたハンマーが亜鉛のボルトキャリアーにダメージを与えるという指摘。

和田きなこ最終版には、ファイアリングピンブロックが斜めになっているためにマガジンの抜き差しが固く、テイクダウンピンもハンマーが必要なほど固いとの記述が。

ガスブローバックM4全般については、まだ決めてない。

最後に実銃関連。

King Arms M7A1にはついていないスリングマウント、実銃アップグレードキットのカタログ写真ではProfessional Grade Rifle Receiver Sling Adapterがついていて、これのレプリカがKing ArmsのHigh Grade Sling Adapter。しかし、キット内容のリストにはTROY OEM M4 Sling Mountと書かれていて、よりリアルにするためにどちらを選ぶかでものすごく悩むことに。実銃に付属のスリングは1ポイント、レイルカバーは2枚。BUIS(バックアップアイアンサイト)に適合するEoTechホロサイトは511/551/512/552/XPSで、553/557だとサイトが低くてよくない。

ちなみに、アメリカの実銃用アクセサリ販売サイトにも日本向けに出荷してくれるところがあって、スリングとスリングマウント、レイルカバーは本物が日本国内で販売されているレプリカと同じくらいの値段だったりする。送料がネックだけれど、余分に買って「実物新品です」とヤフオクで売ると差額で送料分くらいなら簡単に稼げるかも。2011/01/09追記:実銃用アクセサリの個人輸入ではまる?: Take Over Visuallyで書きましたが、実銃用アクセサリの個人輸入は経済産業省の承認が必要で、基本的に実銃の所持や製造、販売が認められていない場合は承認を受けられません。

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2010-12-12

米軍のM4取り扱いマニュアルを読んでみる

King ArmsのガスブローバックM7A1を購入したので、より雰囲気を出すために実銃準拠の扱い方から勉強してみる。私が読むと意訳というか超訳というか誤訳になってしまうっぽいけれど気にしない。

リンク先はすべてPDF。下2つの陸軍のものはSSL証明書の関係でセキュリティ警告が出るので、一応アンチウィルスソフトなどで防御を固めてからアクセスを推奨。

USAF WEAPONS HANDLING MANUAL

全部読むのは大変なので(えー)USAF WEAPONS HANDLING MANUALのAttachment 4 M16 SERIES, GAU/GUU SERIES RIFLES AND M4 SERIES CARBINES (5.56MM) を読む。機械翻訳にもたいそうお世話になりましたが、ことごとくmagazineを雑誌と翻訳されたりしたので以下の内容はあんまり保証できません。

A4.1 支給
  1. 保管用ラックやコンテナからライフルを取り出すとき、支給ポイントのクリアリング・エリアへ「ポート・アーム」ポジションで向かうときは、トリガーガード内に指を入れない。
  2. ライフルにマガジンが入っていないことを目視で確認する。
  3. 支給/返却バレル・エイミング・ポイントで、ボルト・キャッチを押しながらチャージング・ハンドルを引き、ボルトを後退(オープン)位置にする。チャージング・ハンドルを元に戻す。
  4. セレクター・レバーを「セーフ」に合わせ、チャンバーとレシーバー内に弾薬がないことを目視で確認する。
  5. 支給する相手に、ストックを先に、マズルを上に向けて渡す。ボルトは後退(オープン)位置で固定し、セレクター・レバーは「セーフ」である。支給時には、トリガーに指をかけない、トリガー・ガード内に指を入れない。
A4.2 ローディング

武器の支給を受けたら、直ちにクリアリング・ゾーンへ向かう。ライフルは「ポート・アーム」ポジションとし、ボルトを後退位置で固定、セレクター・レバーは「セーフ」である。

  1. クリアリング・バレル・アテンダントの指示に従い、クリアリング・ゾーンに入る。マズルをクリアリング・バレル・エイミング・ポイントに向ける。トリガー・ガード内には指を入れない。
  2. セレクター・レバーが「セーフ」であること、チャンバーとレシーバー内に弾薬がないことを目視で確認する。その後クリアリング・バレル・アテンダントによりライフルがクリアかつ安全であることを確認する。
  3. ボルト・リリースを押し、ボルトを前進(クローズ)位置にする。エジェクション・ポート・カバーを閉じる。
  4. セレクター・レバーが「セーフ」の状態でトリガーを引く。ライフルがドライ・ファイアした場合は直ちに報告する。
  5. 直後の任務で必要とされる場合は、この段階でマガジンを挿入して固定する。直ちにマガジンを挿入する必要がない場合であっても、マガジンが挿入されている可能性があると考えること。交戦のため直ちに応射する必要がある場合以外は、弾薬がチャンバーに装填されていてはならず、セレクター・レバーが「セミ」「バースト」「オート」の位置にあってはならない。
  6. (食事や休憩のため)任務から離れる場合は、(即応の必要がある場合や脅威が存在する場合を除き)建物に入る前にマガジンを抜き、任務に戻る際に再度挿入する。
  7. ライフルをスリングする場合はマズルを上か下に向ける。悪天候の場合はマズルを下に向けなければならない。
A4.3 アンローディングとクリアリング

任務が終了した場合は、直ちにマガジンを抜かなければならない。責任者は、部下が任務を終了する前にマガジンが抜かれていることを確認しなければならない。責任者がいない場合は、マガジンを抜いたことを交代要員に確認させなければならない。

  1. 武器をクリアするためクリアリング・ゾーンへ向かうときは、ライフルを「スリング・アーム」または「ポート・アーム」ポジションにしなければならない。
  2. クリアリング・バレル・アテンダントの指示に従い、クリアリング・ゾーンに入り、マガジンが抜かれていることをクリアリング・バレル・アテンダントに確認させる。スリングしているライフルを外し、直ちにマズルをクリアリング・マズル・エイミング・ポイントに向ける。トリガー・ガード内に指を入れない。注記:任務を終了した時点でマガジンが抜かれていなければならない。万一マガジンが抜かれていなかった場合は、手順を進める前に、マガジン・リリース・ボタンを押してマガジンを抜かなければならない。
  3. クリアリング・バレル・アテンダントは、クリアリング手順を進める前にライフルからマガジンが抜かれていることを確認しなければならない。
  4. セレクター・レバーが「セーフ」の位置にあることを目視で確認し、ボルト・キャッチを押しながらチャージング・ハンドルを引いて、ボルトを後退(オープン)位置にする。チャージング・ハンドルを元に戻す。
  5. チャンバーとレシーバー内に弾薬がないことを目視で確認する。クリアリング・バレル・アテンダントは、ライフル内に弾薬がないことと、安全に返却できることを確認しなければならない。
  6. 「ポート・アーム」ポジションで返却ポイントに進む。ボルトは後退(オープン)位置で固定し、セレクター・レバーは「セーフ」である。
A4.4 返却

指示に従って、返却ポイントに入り、武器管理者にストックを先に、マズルを上に向けて渡す。ボルトは後退(オープン)位置で固定し、セレクター・レバーは「セーフ」である。武器管理者は、ライフルを受け取ったら直ちにマズルを支給/返却バレル・エイミング・ポイントに向けなければならない。トリガー・ガード内に指を入れない。

  1. チャンバーとレシーバー内に弾薬がないことと、安全に保管できる状態であることを目視で確認しなければならない。
  2. ボルト・リリースを押し、ボルトを前進(クローズ)位置にする。
  3. セレクター・レバーを「セミ」にしてトリガーを引き、支給/返却バレル・エイミング・ポイントに向けてドライ・ファイアする。エジェクション・ポート・カバーを閉じる。
  4. ライフルは「ラック・セーフ」、弾薬はなく、ボルトは前進(クローズ)位置にあり、セレクター・レバーは「セミ」である。注記:ドライ・ファイアした後は、セレクター・レバーは「セーフ」にできない。ライフルは保管ラックやコンテナに収納することができる。

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