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2011-02-06

HFC-134a/HFC-152a→HFO-1234ze?

以前に書いたトイガン用パワーソースのガスについてのメモの続編(?)

日本エアゾール協会が経済産業省産業構造審議会化学・バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会物質代替促進ワーキンググループ用の資料として作成したダスターブロワー等の地球温暖化対応について 「HFCガスの課題と物質代替導入の方向性について」に気になる内容があった。この資料の11ページに、製品用の一つとして「エアーガン用ガスボンベ」という項目があったり、エアゾール用HFC-134a/HFC-152aの代替としてハネウェルが開発したHFO-1234ze(1,3,3,3-テトラフルオロプロペン)を挙げていたりする。トイガン用としては樹脂パーツへの影響や作動にある程度のガス圧が必要なうえに高すぎれば法規制に引っかかるため代替製品の採用が難しいことも書かれている。

HFO-1234ze-vapor-pressureハネウェルによるHBA-1 Blowing Agent Commercialization Statusに、ガス圧力の表が掲載されている。この表の中では、HFC-134aが最も圧力が高く、HFC-152aとジメチルエーテル(DME)は同等で134aよりもやや低い。HBA-1(HFO-1234ze)はHFC-152a/DMEより低い。

なお、表横軸の温度は華氏、縦軸はpsiaになっているので注意。

  • 30℉=-1.1℃・55℉=12.8℃・80℉=26.7℃・105℉=40.6℃・130℉=54.4℃
  • 50psia=0.34MPa・100psia=0.69MPa・150psia=1.03MPa・200psia=1.38MPa・250psia=1.72MPa

HFC-152aでも冬場は圧力不足を感じる場面が多いし、長物ガスブローバックも増えているのでHFC-152aよりも圧力が低いHFO-1234ze単独でガスガンを動かすのは難しそう。HFO-1234zeはHFC-152a/DMEと違って不燃性という利点があるので、将来的にはCO2と混合してHFC-134aに近い特性にするというのはあるかもしれない。

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