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2011-07-20

IC-R6レビュー(その1)

ヤフオクで購入3か月のIC-R6が出品されていたのを、余裕で落札してしまい入手しました。ウォッチリストのアラートが届いてすぐに別の人が入札して「これはきびしいなあ」なんて思いながらも、自動延長で終了時間が伸びると苦しくなるからと時計をにらみながら残り7分のところで入札。敵(とか失礼だろ)が自動入札を設定していなかったらしく、価格が跳ね上がることもなく送料と決済手数料を足してもかなり相場より安く手に入れることに成功。商品画像に写っていた保証書の販売店名で受信改造済みと踏んで確認しなかったのも正解で、いろいろと運が良かった。

広帯域受信機は日本マランツの名機AX400を長いこと使っているので、主にAX400 vs. IC-R6のような感じで。

外観

IC-R6はどうにも高級感がなく、って高級機ではないのですが、テンキー付きで結構な値段だったAX400のほうが安っぽくないですね。もうちょっと樹脂の色を考えるとましだったのではないかと思います。AX400はキートップの文字がだんだん消えていくという持病もちですが、IC-R6のキーはどうでしょうか。FUNCキーと同時押しの操作はキートップではなく筐体側に書かれているAX400と違って、IC-R6のキーから文字が消えるとかなり扱いにくくなりそうです。

正面から見て左側にキーが並んでいるAX400と、PWR(電源)キーが右にあるIC-R6、2台並べるときには電源を入れやすいようにIC-R6を右にするといい感じです。

LCDディスプレイはIC-R6のほうが見やすい。表示そのものもIC-R6のほうがよいのですが、AX400は筐体の表示部分のRがIC-R6よりもきつくていろいろ映り込みやすいのも難点。IC-R6側の欠点は、12.5kHz以下のステップの下2桁表示が小さすぎること。SETモードでディスプレイのコントラストが調整できるのですが、大雑把に変化するので好みに応じてというよりどうしても斜め上から見ないといけない場合に合わせてといった機能のようです。

各所で指摘されているイヤホンジャックのゴムキャップ、あっという間になくしてしまいそうです。ゴムキャップなしだとコネクタに力がかかって壊してしまう可能性も高くなりそうで、どうしてこうなった。ゴムキャップがある分BNCコネクタよりも長いアンテナや太い同軸ケーブルをつないだときの安心感はあります。

操作性

AX400はテンキー付きでも全体でキーの数が13に抑えられているうえテンキーの長押しという操作がないため、たいていの操作を側面のFUNCを押しながらしなければならず意外と扱いにくいのですが、IC-R6は少ない数のキーを短く押すか、長く押すか、FUNCと同時に押すかでうまく機能を割り振っているため、使い勝手は明らかにIC-R6が優れています。でもFUNC+TSでDIALと▲/▼の機能を入れ替えるというのはセットモードに入れて別の機能の方が便利なのではないかなあ。AX400のマイキー(FUNC+4)のように好きな機能を割り当てられるとよかったかもしれません。

メモリーの内容を編集したいときに、たとえばATTのオン・オフを切り替えようとするだけなのに一度V/Mキーを長押ししてVFOに移り、設定を変えて再度V/Mキーを長押しして書き込む操作を要求されるのは、AX400より多機能のIC-R6ゆえの悩みという部分もあるのですが、正直どうにかならないものかと。

BANDの概念があるIC-R6はバンドを切り替えることで楽ができる部分があって、テンキーなしでも周波数の入力や変更は思ったほど不便ではないです。編集ソフトとケーブルを買わないといけないかと思っていましたが、周波数だけでなくバンク編集などにも便利だろうけれどなくてもやっていけるかなと。

IC-R6がAX400と比較して明らかに使いにくいのはSETモードで、DIALを回しても最後の項目から最初の項目にループしてくれないのは困ります。

以下次号

スキャンの使い勝手と音の良しあしについてのレビューを予定。受信性能については、アナログテレビ放送が停波して条件がよくなってから追及する方向でひとつ。ようは両者とも得手不得手はあるし悪くはないものの、余計な周波数でテレビの音が聞こえたりはするということです。

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